楼上の安置仏を公開 光前寺で特別拝観

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駒ケ根市の光前寺本坊で26日から、同寺三門の楼上に安置されている仏像の特別拝観が始まった。三門で行われている屋根のふき替え工事に合わせて企画したもので、中尊の聖観音像をはじめ仏法を護持する十六羅漢像など21体を11月中旬まで展示。三門の外に搬出しての一般公開は初めてといい、多くの来場を呼び掛けている。

光前寺本坊で公開している三門楼上の安置仏 

光前寺本坊で公開している三門楼上の安置仏 

屋根のふき替えは、国の名勝指定から40年余が経過した庭園内の整備事業の一環として実施。三門は1818(文政元)年に焼失し、1848(嘉永元)年に再建されたもので、今回は木材の薄板を用いた「こけらぶき」のふき替え作業を行う。工期は25日から来年3月末。

三門の安置仏はいずれも江戸時代の木像で、金色に輝く聖観音像(約120センチ)、釈迦の十大弟子とされる阿難尊者と迦葉尊者の立像(約100センチ)、色鮮やかな衣をまとった十六羅漢像(約80センチ)、詳細は不明だが十大弟子と思われる仏像の合わせて21体。楼上は40年以上前から一般の立ち入りを制限しており、参拝者が仏像を目にする機会はなかったという。

吉沢道人住職(68)は「楼上の安置仏を1カ所に集めて公開するのは初めて。屋根のふき替え後も公開の予定はないので、この機会に見てもらえたら」と話している。

入場料は庭園の拝観料として500円。問い合わせは同寺(電話0265・83・2736)へ。

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