連休の県外来訪者77%減 中京圏から目立つ

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大型連休中の県外からの来訪者数について説明し、5月末までの来訪自粛を求める阿部知事=8日、県庁

県は8日、大型連休(4月25日~5月6日)の県外からの来訪者が前年同期比で77・6%減少したと公表した。市町村からの報告を集計した県内の主な観光地の延べ利用者数も同比で9割以上減り、阿部守一知事は「来県者を一定程度抑えることができた」と述べた。一方、インターチェンジ(IC)で実施した県外車の通行量調査では南信地方を中心に中京圏からの入り込みが多く、来訪自粛の周知を強化するとした。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、大型連休中の県外者の流入状況を調査した。県外からの来訪者数は、ヤフーから提供を受けた携帯電話の位置情報などを基に分析。期間中に前年と比べて最も来訪者が減ったのは3日の86・5%減だった。

県内8カ所のIC出口で実施した交通量調査では、期間中の各日午前9時~午後3時を基本に実施。平均で県外車の割合は22・8%、県内車は77・2%となった。IC別で県外車の割合が最も多かったのは佐久ICの40・6%で、諏訪ICの29・5%、飯田ICの26・7%と続いた。

隣県など12都府県別でみた県外車の割合(IC8カ所平均)が高かったのは愛知県の16・2%、東京都の15・4%など。特に飯田や諏訪、駒ケ根など南信地方での愛知県からの入り込みや、県が木曽郡大桑村などの道の駅で実施した調査でも中京圏からのツーリング客が目立ったという。

このため、県は5月末まで延長された緊急事態宣言の期間中に中京圏からの来訪者への自粛要請を強化し、名古屋駅や県境での広報などを実施する。阿部知事は「県境をまたぐ往来をかなり縮減できたが、気を緩めず、5月いっぱいは往来を自粛していただきたい」と求めた。

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