天竜川で水難救助訓練 上伊那広域消防

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天竜川での水難救助訓練で意識不明者を救出する救助隊員

天竜川での水難救助訓練で意識不明者を救出する救助隊員

上伊那広域消防本部は26日、駒ケ根市下平の天竜川で水難救助合同訓練を行った。4人が乗ったボートが転覆したと想定し、雨の降る中、救命ボードを使った救出訓練を展開。救助技術の向上を目指すとともに、6消防署の連携を確認して大規模な水難事故に備えた。

川でのレジャーが盛んになる時期を前に実施した。6消防署の救助隊が一斉に集まって想定訓練を行うのは同消防本部が発足してから初めて。同市を管轄する伊南北消防署の指揮隊も駆けつけ、計38人で訓練を繰り広げた。県消防防災ヘリも出動予定だったが、悪天候のため参加できなかった。

天竜川の天竜大橋近くで、ボートに乗った4人はそれぞれ上流と下流の中州に取り残され、うち2人は心肺停止や意識不明の危険な状態と想定した。本番に近い形で行うため、署員は事前に想定内容を知らされておらず、現場に駆けつけるといち早く状況を把握し、救助手段を判断。雨にぬれながら緊迫したやり取りを続け、救命ボートで4人を救出した。

伊那消防署特別救助隊の原秀一隊長(41)は「現場で判断して安全な救出手段を取ることができ、連携もスムーズに行えた。水難救助だけでなく火災対応や救出訓練なども合同で行っていきたい」と話した。

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