諏訪湖水質改善進む 県「浄化対策一定効果」

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前年度に比べ水質が改善した諏訪湖

県諏訪地域振興局は、2019年度の諏訪湖の水質の速報値を公表した。水の汚れを示す代表的な指標の一つCOD(化学的酸素要求量)、全窒素、全りんはすべて前年度と比べて改善した。住民に分かりやすい指標として18年度に導入された透明度も改善した。全窒素、全りんは18年度に続き、諏訪湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」の目標値を達成した。

CODは国の環境基準で評価される75%値で1リットル当たり4・9ミリグラムとなり、18年度と比べ0・1ミリグラム改善したが、諏訪湖創生ビジョンの目標値4・8ミリグラムには届かなかった。全窒素年平均値(1リットル当たり)は0・02ミリグラム改善し、0・61ミリグラムで環境基準の0・6ミリグラムに近づいた。全りん年平均値(同)はすでに環境基準を達成しており、18年度よりも0・005ミリグラム改善し、同0・040ミリグラムとなった。透明度は年平均1・1メートルで0・1メートル改善したが、同ビジョンに掲げる1・3メートル以上には届かなかった。

同局環境課の是永剛課長は「ヒシ刈りをはじめとする浄化対策に一定の効果があったといえる。諏訪湖の上流部では農地への施肥の適量化や排水を直接河川に流さない努力などを してもらったことも大きい。地域の皆さんの協力に感謝したい」と話した。

調査は昨年4月から今年3月まで毎月1回、湖心、初島西、塚間川沖200メートルの3地点で実施した。

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