子育てあるあるを漫画に 山口麻衣子さん

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子育ての体験を基に漫画を描く山口さん

伊那市のイラストレーター山口麻衣子さん(34)は、ウェブ上で子育てをテーマにした四こま漫画を連載し、話題を集めている。母親としての自らの体験を基に、育児の大変さを笑いに変えて描いた作品。新型コロナウイルスの感染拡大による不自由な生活が続く中、ちょっとした工夫で育児や暮らしが楽しくなるアイデアもあり、子育て世代の共感を呼んでいる。

園児と小学生の2児を育てている山口さん。ベネッセコーポレーションの子育て情報サイト「たまひよONLINE(オンライン)」で2017年から月4回ほどの連載を持つ。子育て中の母親らの息抜きになれば-と、思わず笑ってしまう家庭の「あるある話」を中心に描く。

自宅で過ごす「おうち時間」を楽しむ作品では、爪の大きさに切った色紙にシールを貼るなどして付け爪に見立てた「ネイルサロンごっこ」を紹介。家族でファッションショーをしてから不用な服を捨ててしまう断捨離の話もあり、豊かな発想にあふれている。

山口さんによると、休校が長引き、時間を持て余した子どもたちは家で「つまらないー」を連発。インターネット交流サイト(SNS)を通じ、子育て世代から「子どもだけでなく自分もストレスがたまる」「先が見えなくてしんどい」といったメッセージが寄せられている。

「自粛ムードが続き、毎日同じルーティンだと疲れてしまう」。何気ない暮らしの充実に向け、山口さんが考えたのは非日常の演出。旅行をイメージして寝る場所を廊下に変えたり、居間にレジャーシートを広げて食事をしたり。子どもが喜ぶハードルは意外と低く、アイデア次第でささいなことでも楽しめるという。

育児の悩みについては「解決策をもらうより、誰かと気持ちを分かち合うことが一番の励みになる」と話す。インターネットを活用し「共感しながら励まし合い、今を乗り越えていければ」としている。

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