次回も素晴らしい御柱祭に 上社連絡会議

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諏訪大社上社御柱祭連絡会議は26日、第4回会合を諏訪市の上社本宮参集殿で開いた。上社の大総代と諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センター、茅野市、警察、消防などから約70人が出席し、それぞれ反省や課題を報告。行政からは予算確保に向けて早めの情報提供を求める意見が出たほか、警察からは御柱祭に関する一元的な組織の設立を促す提言があった。今後、大総代でつくる上社御柱祭安全対策実行委員会が「今後の御柱祭に向けての提言」としてまとめ、9月をめどに関係機関に配布、次期の大総代に引き継ぐ。

連絡会議は昨年9月に発足した。今年1月までに3回の会合を開き、関係機関の取り組みや連携につなげた。最終回のこの日は、関係機関が御柱祭での対応と反省、課題を報告。「曳行全日程が日没前に完了した」「木落し周辺の自主警備で目立った混雑、事故はなかった」「情報を整理して発信できた」などと連携の成果を強調する意見が出された。

一方で茅野署は、上社の御柱祭が縦割りで運営され、責任の所在が曖昧な現状を指摘。「祭りは自主警備が基本」とし、関係機関の代表者で組織する一元的な組織の早期設立を促した。一元的組織による安全・観光・交通対策を求め、「御柱祭をさらに良くするためにもう一歩前進を」と呼び掛けた。

観光情報センターは「外国人の来訪も多く、全世界に動画配信などで情報が発信されている」として、来訪者に向けて観覧ルール・マナーを明確にする必要を訴えた。

安全対策実行委は、建て御柱での人身事故について「山出しに比べて里曳きの安全対策が手薄だった」とし、安全管理体制の統一を課題に挙げた。木落しセレモニーで一部に時間超過があったことを反省点に挙げ、川越し見物後に曳行路を逆行する観光客の誘導や、境内への入場規制、トイレ設置のあり方を検討課題とした。

安全対策実行委の伊藤均史代表副委員長は「皆さんが力を入れていただいたおかげで素晴らしい御柱ができた。きょうの意見をしっかりまとめて申し送る。次の御柱祭を素晴らしいものにしてほしい」と話していた。

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