伊那市陸上競技場改修 1年先送り 

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日本陸連の第2種公認更新に向けた改修工事が先送りされた伊那市陸上競技場

伊那市は13日の市議会全員協議会で、今年度計画していた市陸上競技場(西町)の日本陸上競技連盟の第2種陸上競技場公認更新に伴う改修工事を来年度に1年先送りする方針を明らかにした。財源として見込んでいた助成金が不採択となったため。市は来年度の改修工事に向け改めて助成金を申請し、公認更新を目指す考えだ。

日本陸連は公式の陸上競技会を開催できる精度を備えた競技場を認定し、そこで出された記録を公認記録として認めている。レーン数や収容人員などにより第1~4種の4段階に分かれ、5年ごとに日本陸連の検定を受けることになっている。

市スポーツ課によると、市陸上競技場は上伊那唯一の公認陸上競技場で、今年12月31日に公認の期限を迎えることから、今年度に公認更新を計画。昨年、事前検定を受け、その結果を踏まえてトラックの全面張り替えなどを行うことにし、当初予算に改修費用など1億7000万円余を計上し、財源としてスポーツ振興くじの助成金1億円を申請していた。

しかし、審査の結果、助成対象の事業の要件を満たしていないとして、不採択となった。同課によると、フィールド部分の改修について見解の相違があったという。市は財源などの再検討を行ったが、1億円を市単独で賄うことは難しいと判断。今年度の改修工事と公認更新を断念することを決めた。

市は今回指摘を受けた部分を踏まえ、改めて助成金を申請する考え。現在の公認期間は12月31日まであるため、今年度に予定されている大会への影響はないとしているが、来年度の大会日程は未定。今後、競技団体などに説明するとともに、来年度の事業実施に向けて関係者と協議していく方針だ。

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