しんきん高遠会解散 事業所減、高齢化で

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解散を報告し、記念写真に納まる黒河内会長(中)と吉澤理事長(右)、山岸支店長

伊那市高遠町や同市長谷の企業経営者らを会員に文化活動や実務学習を行ってきた「しんきん高遠会」が解散した。アルプス中央信用金庫高遠支店に事務局を置き、30年以上にわたって地域の文化向上に貢献してきたが、事業所の減少と経営者の高齢化により会員が減少し、文化事業を行う活動資金の確保が難しくなっていた。同支店が7月20日から、竜東支店を母店とした営業形態に変わることもあり、このタイミングでの解散を決めた。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、解散総会が開催できず、役員会の解散決議を会員に送付し、追認を得た。黒河内靖会長(仙醸)は12日、同金庫高遠支店を訪ね、吉澤祥文理事長と山岸克彦高遠支店長に改めて経過を説明し、解散を報告した。

同会は合併前の旧伊那信用金庫が立ち上げた「しんきん経営者の会」が発端で、1989年に伊那地区しんきん経営者の会高遠支部として活動を始めた。2007年に「しんきん高遠会」に改称。文化事業ではこれまでに約50人の講師や演者を招き、地域の発展に貢献してきた。黒河内会長は「先見的な精神は30年後の今でも不滅。『しんきん高遠会』に改名したが、創立者の精神を継承するつもりで努力してきた」と振り返った。

吉澤理事長は「これらの活動は高遠支店にとっては財産で、高遠会を通して地域を盛り上げてくれた」と感謝。山岸支店長は「役員の皆さんに助けていただき、勉強もさせていただいてきた。今後も続いていく会だと思っていたので寂しく思う」と述べた。

「しんきん高遠会」が講師として招いた皆さん。

(講演、奇術、邦楽、洋楽、雅楽、舞踊、ダンス、見学ツアーなど)=敬称略

真部次郎、春日多喜子、沢上定男、塚越寛、城取茂美、熊崎志津子、矢澤章一、宮下市蔵、阿部凱人、石川みどり、中村雅子、宮下創平、伊藤権司、赤羽みち子、平沢光子、荒井孝、大沢一郎、細川八重子、岡部高明、井出正一、春日俊也、稲辺謙次郎、小坂樫男、富岡清彦、松村健悟、伊藤千代子、白鳥俊明、桜井栄子、木下茂人、長谷川美穂、佐久秀幸、北原國人、関宗蔵、北原よし子、白鳥顕政、渋谷敦士、登内英夫、馬渕泰太郎、竹内徹、宮下一郎、中山一洋、黒河内靖、野村梧童、野村待子、桃澤匡行、中山芳子、平岩國幸、吉澤祥文

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