伊那市長谷の農産物 ドライブスルーで

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車に乗ったまま購入品を受け取ることができる

農業法人ファームはせは14日、ドライブスルー形式の農産物販売を伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」向かいにある生活の駅前で始めた。同法人では、新型コロナウイルス感染拡大防止のための道の駅閉鎖(~5月31日)を受け、駅に併設する農産物直売所「ファームはせ」が休業に。地元農家を助け、地域住民に地元の農産物を届けよう―と感染防止に配慮した販売をスタートした。

直売所の登録農家は長谷地区を中心に市内の90人。同法人によると、同駅は県内外の観光客も多く訪れるため、感染拡大後は「駅に近づかない方が良い」と不安がる住民の声があった。一方、農産物を出荷できない農家からは嘆きの声が上がっていた。

「このままでは農産物の行き場がなくなる」と危機感を覚えた同法人は他店の事例から高まるドライブスルーの需要を知り、ドライブスルー販売実施を決めた。営業は火、木、土曜日の正午~午後5時30分。客は生活の駅前のテントに車を横づけして車内から品を選び、注文から受け取りまでを乗車したまま行う。

テント内には旬の野菜のほか、「気の里入野谷米」、長谷中学校のラー油などの特産品を陳列。伊那市産を中心に数種類の野菜を詰めた野菜セット(2日前の午後4時までに予約)も用意した。S(7種類)1000円とM(9種類)1500円の2種類。

長谷溝口の女性客は「なるべく人に会わずに買い物できる点が良い」と絶賛。同法人の羽場権二専務(33)は「ドライブスルーで安心して買い物してもらえる。地元の人に地元の農産物を楽しんでもらいたい」と話した。

予約注文、問い合わせは同法人(電話0265・98・2955)へ。

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