オンラインカフェで出産前の不安解消

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わが子と一緒にパソコンやスマホの画面に向かい、妊娠中の女性2人と会話する花岡恵梨子さん

ベビーマッサージ教室や赤ちゃんの写真撮影を手掛ける茅野市北山芹ケ沢の花岡恵梨子さん(40)が、出産を控えた女性を対象に「オンラインマタニティーカフェ」を始めた。新型コロナウイルスの影響で母親学級や交流の場の休止も相次ぐ中、おしゃべりしたり、悩みを共有したりして出産前の不安を和らげたいと企画。14日は専用アプリを使って妊娠中の2人の顔を見ながら会話し、先輩ママとして助言やエールも送った。

参加したのは、6月下旬に3人目の子を出産予定の安曇野市のさおりさん、第2子を妊娠中で11月に出産予定の松本市のさなさん。花岡さんはパソコン画面に映る2人に手を振り「おはよう、聞こえるかな?。さおりさんはもうすぐですね」と声を掛けた。

さおりさんは「予定日が近いお母さんと知り合いになる機会がなくなって…」、さなさんは「冬にかけて再び流行すると心配」。立ち会い出産や入院時の家族の面会も休止となり、不安が増していると率直に打ち明けた。

4児の母でもある花岡さんは「1人で臨む出産も自分のペースで進められる利点があったよ」と語り、「私はその時、家族写真を分娩室に置かせていただきました」と体験談を伝えた。身ぶり手ぶりを交えて妊娠中のストレッチやリラックス方法を紹介。料理の話題では「上手に手を抜いています」と2人を笑わせた。わが子たちのにぎやかな声がBGMになった。

「顔が見えることでニュアンスが伝わる。機械は苦手ですが、オンラインへ一歩踏み出して良かった」と充実した表情を浮かべた花岡さん。産後の母親を対象にした「オンラインママカフェ」も定期的に開くことにし、親交のある施術院と連携して、会話と骨盤矯正を組み合わせた内容でも行う計画でいる。

SNSやブログで告知している。花岡さんは「出産前はただでさえ不安で落ち着かない気分になる。情報交換や気分転換をして、少しでも楽しく出産を待てるようになってくれたら」と話している。

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