地元飲食店の持ち帰り弁当 ワンコイン提供

LINEで送る
Pocket

地域の飲食店のお弁当をワンコインで提供。子どもがいる共働き家庭などを喜ばせている

茅野市のNPO法人信州協働会議は、地元飲食店から夕食用の持ち帰り弁当を1食1000円で購入し、地域の子育て家庭などに500円以下のワンコインで提供する取り組みを同市ちのの「かふぇ天香」で始めた。全国こども食堂支援センターの助成事業に採択され、6月25日までの毎週木曜日に1日50食限定で提供。新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、子どもがいる共働き家庭や飲食店を喜ばせている。

お肉がごろごろ入った酢豚弁当、おかずたっぷりの幕の内、テリヤキチキンバーガーセット…。天香のカウンターには14日、市内の5店舗に発注した”1000円弁当”が10食ずつ並んだ。「どれもおいしそう。迷っちゃうね」と予約して訪れた親子。助成事業により、これらは1食大人500円、子ども・学生ワンコイン(1~500円)だ。

臨時休校に伴う子育て家庭の負担を軽減し、苦境に立たされる飲食店の応援にもつなげる。信州協働会議の子ども食堂部会では木曜日に、ワンコインの参加費で大人と子どもが同じ料理を食べ、交流する場を設けてきたがコロナ禍で休止に。テレビ電話アプリで食事を楽しむ方式に切り替えた。「お弁当を受け渡す際の短い時間、短い会話もいまはうれしいんです」と話す。

「プロの味を楽しめるテークアウトは魅力ですが、家計を考えると、何度も何度もとはいかない」と4人の子を育てる市内の女性(40)。「ワンコインは助かる」と笑顔を見せた。10食分を届けた「信州酒場えーす」の原田晶弘代表は「子どもが喜ぶ焼肉弁当にした。通常営業ができない中、プラスになる取り組みはありがたい」と感謝した。

受け渡し時間は木曜日の午後5~7時。予約を勧めている。帰宅後は、テレビ電話で一緒に食事しようとも呼び掛ける。提供食数をさらに増やせればと、趣旨に賛同する個人・団体からの寄付も募っている。弁当の予約や寄付の問い合わせは、かふぇ天香(電話0266・55・6088)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP