登山者の安全願い 霧ケ峰の標柱修繕

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標柱にふたを装着する参加者

霧ケ峰のガイド7人でつくる「霧ヶ峰ガイド組合友好会」(手塚貴峰代表)は18日、霧ケ峰高原4カ所にある地名を刻んだ標柱の最上部に、腐食を防止する金属製のふたを装着した。参加者は登山者の安全を願いながら、少しでも長持ちするように、丁寧にかぶせた。

霧ケ峰高原では1959年2月に登山者6人が行方不明になり、1人が死亡する事故が起き、地名が分からず捜索が難航した。その後も遭難が続いたため、安全性の向上と救助活動が迅速に行えるようにと、同会が2007年7~9月に地権者と県の許可を得て、「車山乗越」「山彦谷南の耳」「山彦谷北の耳」「ゼブラ山」の4カ所に15センチ角のヒノキの標柱を建立した。

14年には地名の塗料を塗り直す修理を施すなど維持管理してきた。昨年6月の点検でひび割れを発見し、放置すれば腐食の原因になると考え、竹内さんの知人の秋山重久さん(秋山板金社長)にふたの製作を依頼し準備を進めてきた。

ふたは銅板製で四角すいの形をしている。装着作業には会員の竹内毅さん(87)=茅野市湖東=、北澤俊弘さん(76)=茅野市中大塩=、代表の代わりにコロボックルヒュッテの従業員田中真さん(47)=茅野市北山=が参加した。

元会長の竹内さんは「標柱を設置してから遭難事故が減り、安全制が高まった」と指摘する。霧ケ峰の歴史に詳しい北澤さんは「計算通り、よくできた。長く霧ケ峰の安全を守ってほしい」と期待していた。

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