CF型ふるさと納税 茅野市の観光支援

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一般社団法人ちの観光まちづくり推進機構と茅野市は、クラウドファンディング(CF)型のふるさと納税を活用し、市内の観光事業者を支援する「茅野ふるさとエール事業」を始める。新型コロナウイルス収束後に利用できる地元事業者発行の宿泊券や食事券などを市の返礼品として登録。市外・県外から寄付を募って発送し、事業者の資金確保と、収束後の来訪や観光再興につなげる。参加事業者の募集を始めている。

今月末を目途に玄関口サイト「ふるさとチョイス ガバメントCF」で公開し、販売を始める。市内事業者と推進機構会員が対象。それぞれが発行する施設利用券などの有効期間は、「発行日から2年以上」とすることを条件とする。

推進機構は、地元への周知や説明、全国への広報宣伝を担う。市では今回、八ケ岳をデザインした車用のマグネットやステッカー、缶バッジなどを制作し、寄付者への特典にすることを検討中。収束後に「茅野市の応援者」と分かるそれらを付けて来訪してもらい、「エールへのお礼」を伝える取り組みにもしたいとする。

市内観光業は、海外からの団体客の宿泊キャンセルが相次いだのに続き、3月からは国内の感染拡大に伴う影響が顕在化。市内にある観光協会の一つ、蓼科観光協会は今年上半期(1~6月)の損失額が16億円以上になると試算している。推進機構も、人と人をつなぐ観光事業は困難として、「ちの旅」事業と、今年の目玉でもある古民家宿泊事業を休業中だ。

推進機構は「昨秋の台風19号や記録的暖冬でも影響が出ており、三重苦を受けている状況。寄付者と、地元の事業者、自治体のそれぞれにメリットがある今回の事業を周知し、茅野市の観光業を支えていきたい」としている。問い合わせは機構(電話0266・78・7631)へ。

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