デイサービス利用者が経験生かし野菜作り

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今年から借りた畑で野菜作りを始めた利用者

富士見町池袋の複合福祉施設清泉荘内の「デイサービスセンターかがやき」の利用者が、施設近くに借りた畑で野菜作りをしている。野菜は町内にある道の駅「信州蔦木宿」で販売。高齢者が長年培った農業体験を生かして活躍し、地域住民と交流する場所にもしたいと取り組み始めた。

施設は町社会福祉協議会が運営。以前から利用者が清泉荘中庭で畑作りをしているが、対外的な活動に発展させようと今年から施設近くの畑約150平方メートルを借りた。利用者のうち、80~90代を中心にした十数人が職員とトウモロコシやジャガイモを育てている。

清泉荘中庭の畑と合わせ豆やトマト、ナス、トウモロコシなどの野菜を販売する計画だ。「車椅子利用者にも販売用の袋詰め作業に参加してもらうなどして取り組みたい」(職員)という。

栽培する野菜選び、生育管理などに利用者の長年の農業経験が生かされている。利用者はマスク着用で新型コロナウイルスの感染予防をしながら、農作業に精を出している。自宅でも農業をしているという女性(88)は「皆さんと農作業をしたり、野菜が成長する姿を見たりするのは楽しい」と話す。

地域住民との交流は、新型コロナウイルスの影響で実現していないが、収束したら収穫した野菜を使った食事会などを開きたいという。

同施設主任の柳澤宏貴さん(30)は「高齢者の皆さんが畑作りの先生になってくれている。活動を通して皆さんが元気に過ごしたり、地域とのつながりができたりしたらいい」と話している。

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