20年度決算は黒字 諏訪湖漁協

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諏訪湖漁業協同組合(武居薫組合長)は22日、通常総代会を諏訪市渋崎の諏訪湖漁業センターで開いた。新型コロナウイルスの感染予防のため、本人出席を例年の2分の1以下の18人(書面70人)に抑え、非公開で実施した。13議案を原案通り可決。2016年の魚類大量死からのワカサギ資源の回復、採卵の2年ぶりの出荷などで20年度(19年2月~20年1月)決算は約170万円の黒字となった。

昨春の採卵は15億4000万粒を確保した。全国の湖沼に7億1000万粒を出荷し、諏訪湖に8億3000万粒を放流した。ただ今春は3億2000万粒と不調に終わり、武居組合長は来期に向けて厳しい見通しを示した。不調を受け、増殖基金積立金の一部取り崩しを状況に応じてできるようにする議案を提出した。

ワカサギ(当歳魚)は1万5000キロ余を販売し、1260万円余を売り上げたが、コイやフナなどはほとんど取り扱いがなく、「大量死の影響はいまだに大きく、魚介類を取り巻く湖内環境の整備は喫緊の課題」とした。関係機関に働き掛けを強める。

遊漁事業もワカサギ釣りに支えられたが、同魚種以外は低調だった。放流を続け、冬期の舟による魚食性鳥類の追い払いなどを続けるが、カワウ、カワアイサに加え、カンムリカイツブリが長期にわたって諏訪湖にとどまるなど「新たな脅威も危惧される」とした。

■武居組合長を再任

役員改選では武居代表理事組合長(岡谷市)を再任、専務理事に笠原一俊さん(諏訪市)、理事(漁場管理責任者)に原三雄さん(岡谷市)、代表監事に花岡義樹さん(同)を選任した。任期は3年。
 
この他の理事、監事は次の皆さん。

▽理事=小高義照、藤森一彦、北澤重秋(以上、諏訪市)田中正男(下諏訪町)
▽監事=有賀章(諏訪市)宮坂良一(下諏訪町)

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