2020年5月28日付

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間もなく諏訪地域の市町村の小中学校が再開する。4月6日に入学式が行われたが、圏域で感染者が確認されるなどして休校が継続され、約2カ月遅れの本格的なスタート。児童生徒は準備としてすでに分散登校をしているものの、本格的な再開を前にどんな気持ちだろう▼すでに授業が始まった駒ケ根市内の小学校。密集を避けるために机などを運び込んだ体育館での授業の様子が報じられていた。新型コロナウイルスの感染防止へ対策を取る全国の学校。学びの場は手探り状態での再開となる▼福岡県内の小中学校では、マスクを着用した子どもの机の前方に飛沫感染防止の透明フィルムを段ボール紙で縁取ったついたてが取り付けられた。感染予防へ念には念を入れた対応。児童は、自分たちの健康のために作ってもらったことに感謝していた▼埼玉県内の中学校では政府配布の布マスクの着用を強要したと受け取れるようなプリントが配布され、学校は「誤解を招く表現だった」と釈明に追われた。特定のマスク着用を求めるのは言語道断だが、子どもの安全を守りたい気持ちは同じと思いたい▼緊急事態宣言は全面解除されたが、あくまでも宣言としての一区切りであり、感染症が終息したわけではない。ウイルスの感染防止と社会、経済活動のバランスを取るのは難しい。第2波、第3波も予測される中でどう行動するか、考え続けるしかない。

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