御柱祭HPを充実へ 諏訪地方観連

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諏訪市役所内にある諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センターの看板。設置場所は来月中に方向性を決める予定

諏訪地方観光連盟は今年度、2022(令和4)年に行われる諏訪大社式年造営御柱大祭の伝統文化発信事業に乗り出す。御柱祭ホームページの充実を図るほか、パンフレットを作成し、旅行会社向けのプロモーションも開始する。他方、前々回、前回と設置した「御柱祭観光情報センター」については、設置場所などについて6市町村で議論を進めており、6月中にも方向性を決める予定だ。

御柱祭ホームページは14年に開設。山出しや里曳きの日程に加え、諏訪大社や御柱祭の歴史、大祭に対する氏子の思いを紹介している。宿泊施設やお土産などの観光情報も掲載している。

22年に向けて同観光連盟は、御柱祭の観覧スペースが「飽和状態」であることを踏まえ、見物客の曳行路進入といったトラブルを回避する必要性を指摘。「『伝統文化の保存』や『地域のお祭り』の視点から御柱祭の理解を促していく必要がある」とする。さらに、増加傾向にある訪日外国人旅行者に対応した情報発信を課題に挙げる。

今年度は、氏子へのインタビュー記事やプロモーション動画を制作する。さらに日本語のみだったホームページに英語の表記を追加。信仰に基づいた人々の暮らしや奉仕の心、観覧ルールやマナーを伝えていく。パンフレットは1万部作る。旅行会社向けの説明会は東京と名古屋で開く予定だ。いずれも大祭の「500日前」となる11月上旬の完成や開催を目指す。

事業費は763万1000円。このうち370万円は県の地域発元気づくり支援金を充てる。

御柱祭観光情報センターは、前々回の10(平成22)年は下諏訪町役場、前回の16(平成28)年は諏訪市役所に設置した。前回は2年前の14年4月に準備室、同年6月にセンターを開設し、旅行会社や観光客の問い合わせに対応した。今回はどこの市町村に設置するか、設置するかしないかも含めて検討中という。

同観光連盟は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、20年度の総会を書面で行い、27日締め切りで書面表決書を諏訪市役所内の事務局に返信してもらった。20年度の事業計画と予算は原案通り承認される見通しだ。

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