外来・検査センター 諏訪地域に1カ所設置へ

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県が県内20カ所程度に新設を進める新型コロナウイルス感染症の初期診断や検体採取を集中的に行う施設「外来・検査センター」(仮称)について、県諏訪保健福祉事務所の坂本泰啓所長は28日の定例記者会見で、近く諏訪地域に1カ所設置する意向を示した。県が6市町村に委託して「なるべく早く」設置し、諏訪圏域の三つの医師会が運営する。場所は未定で、開設後も住民が直接訪れないように非公表とする考えだ。

坂本所長によると、同事務所や圏域内の医師会で検討を重ね、27日に最終決定した。今後は各市町村も加わり、詳しい運営体制を協議する。採取の方式や開所日、スタッフなどは未定だが、各医師会の登録医らが参加する。1日当たりの検体処理能力について、諏訪地方の医師会に所属する医師は「1日5~15件ほど行いたい」としている。

同センターの新設によって、これまで検体採取を担っていた県内指定病院の「帰国者・接触者外来」の負担軽減につながり、検査の迅速化などが期待される。また軽症者や無症状者はかかりつけ医など受診した医療機関の医師が必要だと判断すれば、保健所を介さなくても検査を受けられるようにもなるという。

坂本所長は「(センターの設置で)住民の皆さんが検査を受けやすくなれば」と話した。諏訪市医師会の小松郁俊会長は取材に対し、「地域の日常の医療と両立するためにセンターの設置は重要で、期待を持っている。地域住民の命を守るために早期に立ち上げたい」と述べた。

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