伊那市が就職情報提供 オンラインで企業説明

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ウェブ上で、やまとわの中村博社長から仕事について話を聞く学生たち

伊那市は28日、インターネットの会議システムを通じ、就職を考える大学生が市内の企業経営者らに話を聞く「しゃべり~な!大学生がつくるオンライン企業説明会」を実施した。県内外の大学生約10人が、市内で木工製品の製造、販売を手掛ける「やまとわ」の中村博社長から仕事内容やものづくりへの思いを聞き、今後の進路選択の参考にした。

説明会は新型コロナウイルス対策で自宅待機を強いられ「就職情報に困っている」という大学生の声を聞いた同市が、信州大学農学部(南箕輪村)3年の鏡平さんらと準備を進めた。

この日は信大をはじめ、愛知や茨城各県の学生も参加。会議ソフトのZoom(ズーム)で全員をつなぎ、鏡さんが司会を務め、学生が中村さんへ起業の経緯などについて質問を投げかけた。

郵便局員から木工職人に転身した中村さんは「昔、小学校近くに学校林があり、子どもの頃よく木で遊んだ。幼少の原体験が木工の道を選ぶ契機になった」と回想。「林業だけでは食べられない時代というが、森林を広い視点で捉えれば生活できる仕事になると思っている」と熱く語り、学生の心を奮い立たせた。

同市では「参加することで地元の魅力ある企業を知り、伊那市で働くイメージを高めてもらえたらうれしい」と話した。

次回は6月4日午後4時から行う。問い合わせは伊那市地域創造課人口増推進係(電話0265・78・4111)へ。

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