来月上旬から再開へ 諏訪地方のホテル・旅館

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新型コロナウイルスの感染防止に向け、チェックインカウンターに設置されたアクリル板=ホテル紅や

新型コロナウイルスの感染拡大防止による県の休業要請の緩和を受け、諏訪地方のホテル・旅館などの宿泊施設の多くが、6月上旬から営業を再開する。各施設では感染防止対策を徹底。チェックインカウンターに飛沫防止のアクリル板を設置するなど準備を進めている。

諏訪市湖岸通りのホテル紅やは6月1日に営業を再開する。休業していた間に「コロナ対策マニュアル」を新たに設定。フロント、レストラン、客室係などのスタッフごとに感染予防への対応を定めた。フロントではチェックイン時に利用客を一人ひとり検温。マスクの着用やアルコール溶液による手先の消毒を促す。

レストランでは客席数を半数程度に減らして、テーブル席も対面しないように椅子を配置し、ソーシャルディスタンス(他者との距離)を確保する。また、希望客には空き客室に食事を事前に配膳し、食事終了後に宿泊室に引き上げてもらうなど、スタッフと宿泊客との接触を減らす試みも計画している。

同ホテルの片野幸雄総支配人は「休業は心が痛かった。営業再開はうれしいが、クラスターにならないか不安もある。ホテルは平和産業なので安心安全が保証されていなければならない。万全の感染防止態勢で安心して旅ができる環境をつくりたい」と話している。

ただ、いまだ県を越えた移動が自粛要請されており、宿泊予約が例年の10%以下に落ち込んでいる現状もある。同ホテルでは地域客の利用を目的に、6月1日から20回で1万円(通常は1回1000円)の日帰り入浴券を販売する。また、同ホテル毎年恒例のビアガーデンは6月19、20、26、27日のみプレオープンする。

諏訪湖周のそのほかの施設は、ホテル鷺の湯は3日に営業再開。ぬのはんは3日は営業し、営業中の感染防止対策を再度検証するため4~7日は休業とし、8日に通常営業を再開する。双泉の宿朱白は6、7日営業し、8~12日は休業、13日から通常営業する。

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