土砂災害へ備え万全に 茅野市訓練

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各世帯を回って確認した安否情報を内政区長(右)に報告する組長=茅野市中大塩

茅野市は5月31日、土砂災害訓練を同市中大塩地区で行った。地区役員や市職員、茅野署員らが安否確認や情報伝達の手順を確認した。新型コロナウイルス感染防止で住民の接触を減らすため、避難訓練は取りやめた。

大雨で土砂災害警戒情報が発表され、避難指示が出たと想定し、約1060戸、2200人余の住民が参加した。市は円滑な安否確認へ自宅に掲示する赤、黄、青の3色プレートの使用を推進しており、今回は事前に「避難所など安全な所に居る」ことを示すプレート代わりの青い紙を各戸に配り、避難指示発令に合わせて玄関前に掲げてもらった。

地区内4区に85ある組の組長は各戸を回って青い紙を確認、安否確認表に記入し、待機する内政区長と呼ばれる区役員に報告。内政区長は無線機で地区コミュニティセンターに設置した地区災害対策本部に伝えた。約30分で報告を終えた区がある一方で、1時間ほどかかる区もあった。

同地区の平賀今夫区長会長は内政区長が組長から報告を受ける際に1人ではなく複数いた方がスムーズだった│などの反省点を挙げ、「課題を秋の防災訓練に生かしたい」と話した。市防災課は「安否確認の情報収集や伝達には時間がかかる。課題を秋の訓練に生かしてほしい」とした。

土砂災害訓練は地区の持ち回りで毎年実施している。同時開催してきた水防訓練は6月14日に延期して行う予定。

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