通常授業が再開 上伊那の高校

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通常授業に戻り、マスクを着用して授業を受ける生徒ら=駒ケ根工業高校

県教育委員会の方針を受けて、上伊那地方の県立8高校と伊那西高校(伊那市)は1日から通常授業を再開した。駒ケ根工業高校(駒ケ根市)では、教科学習などの座学を中心に展開。進路選択が迫る3年生は再開を喜ぶが、「1学期の授業が少なくなり、成績が就職にどう反映されるのか」という不安も抱える。

分散登校で実験実習を中心とした授業を行ってきた同校ではこの日、午後に身体測定を行うため、午前中に3時限授業で座学に臨んだ。教諭がフェースシールドを着用するなど感染防止対策に徹底した教室で、マスクを着用した生徒は通常の50分授業を受けた。

3年の山村紘輝さん(17)は「今まで授業がなかった分、一つ一つの授業の密度が高くなった」と実感を話す。小林颯悟さん(17)は「1学期の期末試験の成績が就職に影響する。テスト範囲が狭くなり、成績はどうなるのか」と心配する。

同校では夏休みを短縮するなどし、授業の遅れを取り戻す対策を講じるが、山岸和夫教頭は「一番の課題は3年生の進路」と話す。長期休校によって企業見学が計画通りに行えず、見学できる企業数は例年に比べて少なくなるなど進路選択に関わる学習に影響が出ているという。

同校では2日から通常の6時限の時間割とし、3日からは実験実習を交えて授業を進めていく。

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