感染症対応エアーテント導入 岡谷市民病院

LINEで送る
Pocket

岡谷市民病院に導入された感染症対策用の陰圧式エアーテント

岡谷市民病院(岡谷市)は1日、新型コロナウイルスをはじめ感染症が疑われる患者への対応を目的とした専用のエアーテントを導入し、関係者に公開した。ウイルスが外部に漏れないよう内部の気圧を下げる陰圧式のテント。同病院では新型コロナウイルスの「第2波」に備え、感染症対策の充実を図っており、より安全な環境で診察や検体採取を行える発熱外来の活用を想定して準備を進める。

第2種感染症指定医療機関の同病院は2月以降、新型コロナウイルスに感染した入院患者8人を受け入れてきた。県諏訪保健所管内に現在、陽性患者はいないが、今後到来が予想される感染の第2波を警戒し、病院の敷地内で患者の問診や診察に対応できる専用のテントを導入することにした。

エアーテントは縦6メートル、横6メートル、高さ3メートル。付属の送風機で支柱となる部分に空気を送り、10分ほどで設置することができる。テント内の空気は専用の空気洗浄機でろ過滅菌。ダクトを通じてテント外に放出することで内部の気圧を下げることができ、ウイルスの漏れを防げる。

テントには空気清浄機のほか、待合室として利用できる前室や発電機などが付属。価格は710万6000円。病院事業会計の予算で購入した。納入されたテントの検査を兼ねた関係者へのお披露目で、病院事業管理者の天野直二院長は「コロナには大きな武器になる」と歓迎。「きちんと対策を講じて住民を守っていかなければならない」とし、今後PCR検査装置も導入していく考えを示した。

発熱外来は必要に応じて岡谷市と下諏訪町が共同で設置する方針。両市町の医師会加盟医師や同病院が運営主体となり、隔離されたテント内での診察や検体採取などに対応する。

おすすめ情報

PAGE TOP