元気に授業再開 諏訪地方の小中学校

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音楽室で椅子に座って授業を受ける1年生=諏訪市城北小学校

新型コロナウイルスの影響で臨時休校が続いていた諏訪6市町村の小中学校が1日、授業を再開し、子どもたちが元気に登校した。検温やマスクの着用、手洗い、手指消毒を徹底し、教室や給食などで3密を避けながら、教育活動を再開する「新しい学校生活」がスタート。教育現場は「順調に再開した」(諏訪市教育委員会)と手応えを語った。学習の遅れを取り戻すため、7月下旬だった夏休みの開始日を8月1日(岡谷市は8日)に遅らせ、最終日を同19日前後に設定する学校が多い。授業時数の確保に向けて、行事の短縮や中止の検討も進んでいる。

諏訪市城北小学校は1年生が4時間授業、2~6年生は給食を挟んで5時間授業を行った。5月7日以降、火、金曜日の分散登校で本格的な再開に備えてきた。

1年生15人の音楽の授業は、じゅうたんの上に椅子を置いて行った。これまではじゅうたんの上に座っていたが、授業の中で動き密着するのを防ぐため、椅子を配置。マスクを着けたまま校歌を小さな声で歌った。

児童らは「少しずれちゃった」、「だいたい覚えた」と声を上げていた。教科書に載っている動物にちなんだ曲の名前も勉強した。三井陽向さん(6)は「校歌を歌うのが楽しかった。歌詞もちょっと覚えられた」と喜んでいた。

当面リコーダーや鍵盤ハーモニカは使わず、音楽鑑賞を中心に授業を進めていく。吉田敦子音楽教諭は「新型コロナウイルス感染症対策の影響はかなりある。制約が多くカリキュラムも変更した。授業の方法も模索している」と話した。

同校は6日に予定していた運動会を9月19日に延期した。夏休みも短縮する。松井聡校長は「空白の2カ月が終わりやっとスタートした。新しい生活様式を守りながら、授業時間を確保し、閉校の式典に向けた準備も進められるよう、知恵を絞りたい」と話した。

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