諏訪湖のテナガエビ漁解禁 水揚げ少なく

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今季初出荷されたテナガエビ

諏訪湖のテナガエビ漁が1日解禁され、漁師30人が諏訪市渋崎の諏訪湖漁業センターに計19キロを出荷した。初日の水揚げ量は昨年より6キロほど少なく、諏訪湖漁業協同組合の武居薫組合長は「期待したよりは少ない。湖内は多くのエビがすめるような環境になっていない」と話した。

エビ漁は漁具の「えびかご」を使い、1人50個を上限に設置する。漁師たちは初出荷に向け、前日に仕掛けたかごを早朝に引き上げた。体長は5・5~6センチほどで全体的に色合いも良かった。

武居組合長によると、昨年の漁期中の漁獲は420キロで前年を90キロ上回ったが、魚類の大量死以前の水準には戻っていない。エビを捕食する外来種の魚の駆除を進めてきたが、期待を下回る出荷量となった。「湖の中にエビが身を隠す場所が少ない。漁獲量は500~600キロ程度まで伸びないと、大量死前に戻ったとは言えない。今後に期待したい」と話した。漁期は今月末までだが、資源の状況により、短縮する可能性もあるという。

初日に入荷した「濵丑川魚店」(岡谷市天竜町)では空揚げにして販売した。濵守店主は「きれいな色でおいしそうなエビに育ってくれた。お客さんに初物を届けられて良かった」と話していた。今後のエビ漁次第だが、今月中は店頭で販売する予定。

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