映画館支援取り組み プロデューサー源田さん

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特別料金で上映される信州映画の2作品のポスターを見詰める源田さん(右)

下諏訪町出身の映画プロデューサー、源田泰章さん(38)が新型コロナウイルスの影響で厳しい経営状況が続く映画館を支援しようと、自らが配給権を持つ映画2作品について、上映による収益の分配分を無料にし、全額を映画館の売り上げとしてもらう取り組みを始めた。岡谷市中央町の映画館「岡谷スカラ座」では5日から対象作品を上映する。

映画は通常、上映の収益を映画館と作品の制作者ら権利関係者の間で分配している。源田さんは鑑賞料金のうち、受け取る権利がある分配分を映画館の売り上げとするよう申し出た。「映画館が大変な時にできることはないか考えた。映画をつくれるのは映画館があってこそ」と話した。

上映作品は、諏訪地方で主にロケーション撮影が行われた信州映画第1弾の「タロット探偵ボブ西田」(2016年公開)と第2弾の「瞬間の流レ星」(18年公開)。鑑賞料金は通常価格よりも安く1150円に設定した。

岡谷スカラ座では、来館者にマスクの着用を求め、前後左右の座席間隔を取るように観客を誘導し、各回の定員を全客席数の2割程度にするなどの感染防止対策を実施している。松下大樹副支配人(33)は「大変うれしい申し出。諏訪で撮影された映画なのでこの機会に改めてスクリーンで見てもらえれば」と話している。

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