善光寺「御開帳」1年延期 御柱祭と重なる

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善光寺(長野市)は3日、2021年春に予定していた「御開帳」を1年延期すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて判断したもので、延期後の日程は22年4月3日~5月29日の57日間を予定。諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)と時期が重なることになった。

寺関係者と御開帳の宣伝や誘客活動などを担う善光寺御開帳奉賛会が3日に開いた記者会見で明らかにした。寺によると、延期は現本堂が建立された1707年以降で初めて。善光寺の若麻績享則寺務総長は「残念だという方もいらっしゃるかもしれないが、より一層盛り上がる、地域の皆さんの期待に応えられる御開帳にしたい」と語った。

御柱祭と時期が重なることについては、諏訪大社側と協議した上での決定とし、若麻績寺務総長は「一緒にできることを前向きに捉えていただいた」とした。奉賛会会長で長野商工会議所の北村正博会頭は、諏訪商工会議所などとも意見を交わしたとして「(御開帳と御柱祭の)観光客が行き来できるようにしたい」と述べた。

御開帳は、秘仏の本尊と同じ姿に作られた「前立本尊」を、数え年で7年に1度公開する行事。延期後の御開帳行事は、22年3月27日に「回向柱受入式」、4月2日の「遷座式」を経て3日の「開闢大法要」で幕開けし、5月29日の「結願大法要」で閉じる。

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