子育て相談をリモートで 富士見町のAiAi

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パソコンで利用者と直接対話、交流を育むスタッフ

富士見町の子育て広場AiAiは、新型コロナウイルス感染防止で取り入れたインターネットを介する遠隔会議(リモートミーティング)の手法を、子育て相談や利用者同士の交流などに活用して支援の幅を広げている。26日には助産師を講師に招いて「母乳」をテーマにした講座を初めて開く。同施設では「施設へ足を運ぶのが難しい状況のお母さんにも支援の手を差し伸べることができる」とし、新型コロナによる孤立を防ごうと知恵を絞っている。

同館は町内を中心に諏訪地方、隣接の山梨県北杜市からも利用があるが、5月まで約2カ月間、休館を余儀なくされた。この間、利用者に対して電話や電子メールで安否を確認したり、相談に応じて心のケアに当たったりしてきたが、顔を見ての対話、交流の大切さを実感。インターネットを使ったミーティング「ZOOM(ズーム)でAiAi」を取り入れた。

ネット上で参加者を募り、週2日間、1回40分間と定めて毎回3、4人のお母さんをオンラインでつないだ。当初は「お元気チェック」と称して近況を伝え合ったり、困りごとを語ったりするケアが中心だったが、回を重ねるにつれ、親子でラジオ体操やクイズなどを楽しむ場に。スタッフがピアノの弾き語りや手遊びなど一芸を駆使して、施設に足を運ばずともAiAiでの活動を体験してもらい、ネット通信を活用した支援のヒントを得たという。

「住環境や家族関係などの事情から相談の電話も施設の利用もできず、我慢しているお母さんが少なくないと思う。あらゆる手段を使ってすくい上げられたら」と同施設。遠隔会議の手法を使った講座の開講はその新たな一歩で、町の母乳育児相談室の助産師、伊藤のり子さんが、受講者一人ひとりの不安、悩みにアドバイスをする。

26日の講座は午前10時30分から1時間で、定員5人。応募は10日まで(ただし定員に達した時点で締め切る)。あらかじめ遠隔会議のアプリケーション・ZOOMをパソコンやスマートフォンにインストールする必要がある。希望者は電子メール(aiai@mid.janis.or.jp)で申し込む。

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