里親制度に理解深めて 個別相談会を定期開催

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県諏訪児童相談所(諏訪市)は6月からの新事業として、里親制度個別相談会を毎月、定期的に開催する。初回は8日午前10時から、茅野市のJR茅野駅前ビル「ベルビア」内の児童家庭支援センターつつじで開く。関心がある人の参加を呼び掛けている。

里親制度の周知については、これまで関心がある人を会場に集めて制度の概要などを紹介する機会を設けてきたが、理解は進んでも子どもの受け入れに向けた動きは広がらなかった。個別相談により「参加者のニーズに沿った相談に応じられるようになる」(同相談所)と期待する。

2016年改正の児童福祉法で、家庭での養育が困難な子どもは、家庭と同様の環境で養育されるよう、国や地方公共団体が必要な対策に取り組むことが盛り込まれた。さまざまな事情によって家庭で暮らせない子どもたちの受け入れ先として児童養護施設や乳児院がある。同相談所によると、管内である諏訪地方6市町村と伊那、伊北地域の4市町村には約100人の子どもたちが施設で暮らしている。一方、子どもを受け入れている里親は、小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)の事業者を含めても8組。諏訪地方には3組しかいない。

里親制度では、養子縁組によって法的に親子関係となる場合のほかに、一時的には離れるが将来的には一緒に暮らしたいと希望する親に代わって一定期間養育する受け入れ方もある。

同相談所は「一口に里親といってもさまざまなかたちがある。制度への理解が深まり、受け皿となる家庭が1組でも増えるといい」と話す。個別相談は原則毎月第2月曜に開催するため「フォスタリングマンデー(里親支援の月曜日の意)」と銘打つ。2回目は7月13日の予定。問い合わせは同センターつつじ(電話0266・75・1108)または同相談所(電話0266・52・0056)へ。

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