諏訪市清水町体育館 耐震改修に着手

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諏訪市は、清水町体育館(同市清水3)の窓や天井裏といった非構造部材の耐震改修工事に本格的に着手する。新型コロナウイルスの影響などで工事に必要な人材や材料の確保の見通しが不透明なことを考慮し、年内いっぱいは休館する方針だが、工事が早く終われば前倒しをして開放していく構え。施設の予約再開時期はホームページで周知を図る。

市教育委員会スポーツ課によると、同館は1971年築の鉄筋コンクリート造一部2階建て。独立行政法人雇用・能力開発機構が諏訪湖スポーツセンターとして整備し、2003年4月に市に移管された。1050平方メートルの競技フロア、更衣室、倉庫、管理事務室、会議室、ステージ、2階観客席からなり、駐車場もあることから「諏訪市の基幹的な体育館」(同課)として親しまれ、各種大会や合宿などで年間2万人~2万6000人が利用している。

耐震改修工事は、12年度の耐震診断で躯体部分は耐震性能を満たしたが、非構造部材の飛散や落下の危険があることを受けて行う。具体的には、壁面の大半を占める窓ガラスの面積を3分の1に減らし、残りを壁にする。通常からカーテンで窓を覆っているため、競技への影響はないという。天井の空調ダクトを撤去し、照明機器の落下防止やLED化を施す。老朽化した避難用の外階段を新調するほか、屋根の塗装も行う。

事業費は約1億4600万円。財源には地方交付税措置のある有利な起債「緊急防災・減災事業債」を活用する。建築工事をスワテック建設(諏訪市)、電気設備工事を日本電気設備(同)、施工監理をエム建築設計事務所が請け負い、今月中旬から本格的な工事に入る予定だ。

同課は、清水町体育館が市の広域避難所に指定されていることを踏まえ、「耐震改修工事で耐震化とともに長寿命化を図り、避難所としての機能も強化する。安心安全に使っていただく環境を整えたい」としている。

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