キジバト元気に成長 西箕輪中に巣作り子育て

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ひな鳥の写真を観察し、友達と話題にする生徒=西箕輪中

伊那市の西箕輪中学校で、警戒心の強いキジバトが巣を作り、ひな鳥2羽を育てている。生徒たちは昇降口に飾られる写真を通して、日ごとに変化するひな鳥の成長ぶりを観察。子育てに励む親鳥に心動かされながら、「元気にすくすく育ってほしい」と温かく見守っている。

キジバトは紫灰色で、翼にあるうろこ状の模様が特徴。同校によると、親鳥はそれぞれ体長30センチほど。校舎横に植わるモミジの木に巣を作り、5月中旬ごろから抱卵し、30日にふ化した。キジバトのつがいは代わる代わる巣に降り立ち、ひな鳥を抱いて温めたり、周囲を見渡しながら「デデポッポー」と鳴いたりしている。

毎朝7時に、理科担当の大木島学教諭(50)が高さ2メートル近くの脚立に上り、巣の中を撮影。身近な自然や生き物の魅力を感じてもらいたい-と、繁殖の様子を写真で伝えている。生徒たちは新たな1枚に目を留めると、これまでの姿と見比べて話題に。巣のある場所を見つけた子もおり、親鳥の子育てに熱い視線を注いでいる。

ともに3年の有賀希さん(15)は「成鳥しか見たことがないので、どんな風に育っていくのか気になる。最後まで見届けたい」。原山咲紗さん(14)は「毎日写真を見るのが楽しみ。黄色の産毛がかわいい」と話した。

写真から多くのことを感じてもらうため、文章を添えていないという大木島教諭。「生き物に関心を持ち、生命尊重や自然愛護の心を育んでほしい」と願っている。

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