産業集積機能持つなら移転を 諏訪商工会館

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諏訪商工会館(諏訪市小和田南)の建て替えまたは改修に向けて財源などの検討に取り組む諏訪商工会議所は8日までに、諏訪市の旧東洋バルヴ諏訪工場跡地(諏訪湖イベントひろば)への移転の可能性について「産業集積の機能を持った施設であれば移転したい」考えを明らかにした。跡地の活用については、市が設けた外部有識者による専門委員会で基本計画の策定に向けた議論が進んでいる。

諏訪商議所が事務所を置く諏訪商工会館は1974年5月に同商議所が市から土地を借りて建設した。NPO諏訪圏ものづくり推進機構や諏訪圏青年会議所などが入居しているが、建物の老朽化が進んでおり、すぐに危険な状態ではないものの、今後も使い続けるには、耐震補強が必要となっている。

大舘道彦専務理事は同跡地に整備される施設への移転について取材に、「活用の基本計画がまだ定まっていないので何とも言えないが、仮に『産業集積』の機能を持たせるなら、移転したい考えはある」と話した。資金を移転に充てるか、耐震改修に充てるかは跡地整備計画次第でもあり、「早く結論が出るといい」と話した。

跡地整備の方向性については、活用の基本計画策定に向けた専門委員会が1月31日に開いた3回目の会合で、事務局の市が「ものづくり拠点」「観光の玄関」「防災拠点」「医療・健康スペース」の4機能案を提示した。現在は実現の可能性を探るアンケートを事業者向けに実施している。基本計画は今年度中に策定する方針だが、コロナ禍の影響で会議が開けずにおり、策定に向けたスケジュールは当初よりも遅れている。

同日は市議会6月定例会代表質問で会派「彩風すわ」の牛山正議員が諏訪湖イベントひろばについて、産業発展に寄与できる施設にするよう提案。木島清彦企画部長は「産業振興機能を集積することは大きな意味がある」と述べた。

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