プレミアム応援券発行へ 伊那市が支援策第3弾

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伊那市は9日、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ消費を喚起するため、市内の飲食店などで使える「プレミアム応援券」を発行すると発表した。額面1万5000円分を1万円で販売し、プレミアム分は市が負担する。市内事業者や市民への支援策の第3弾として、これらの事業費約3億2000万円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を開会中の市議会6月定例会に追加提案する。

プレミアム応援券は7月11日に販売する予定。発行枚数は5500セット(1000円券15枚つづり)で、1人2セットまで購入できる。参加登録した市内の飲食店、タクシー、運転代行、理美容店、宿泊施設で使用できる。使用期限は9月13日まで。

また、市民の外出を促進するため、8月は市内すべての路線バス(高速バスを除く)の運賃を10円にする「毎日10円バスの日」を実施。7月から9月までは人工知能(AI)を活用した自動配車乗合タクシー「ぐるっとタクシー」の運賃を無料にする(運行エリア居住者対象)。

補正予算案ではこのほか、市制度資金の信用保証料の増額、国県の支援の対象にならない農産物加工組合への支援金、市内食品事業者の海外進出支援、理美容業組合の年会費補助などの費用を計上。国によるひとり親世帯への給付金などの予算も盛った。

白鳥孝市長は9日の市議会一般質問で、緊急事態宣言が解除され、社会経済活動が再開しつつある中で「以前の客足までは遠い。経済再生へしっかり取り組んでいかなければならない」と述べた。

プレミアム応援券については「プレミアム商品券はこれまでも発行したことがあるが、使途を限定せずに配ると大型店に集中する」と指摘した上で、「今回はコロナ禍で大きな打撃を受けた業種限定で発行する」と説明した。今後、すべての業種で使えるプレミアム商品券の発行も検討する考えを示した。

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