河川の増水想定し訓練 県警と中南信の警察署

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市街地の浸水や河川の増水を想定して行った災害警備訓練

県警本部と中南信地方の11警察署は9日、災害警備訓練を諏訪市の諏訪湖ヨットハーバーで行った。県警機動隊や各署署員ら計61人が参加し、市街地の浸水や河川の増水を想定した防災訓練を行った。

訓練は水害に備えるため、毎年梅雨入り前に行い4回目。署員の災害時の対応能力向上と各署の連携を図る狙いがある。この日はゴムボートや救助器具を使った救助訓練や、箱メガネなどを使って水中の車両や人、漂流物を探す訓練などを行った。

機動隊員を講師にしたゴムボートの訓練では、組み立て方を学んでから、ゴムボートに2~4人が乗ってオールや船外機の操船法を学んだ。乗船者は「いちに、いちに」と大きな声をかけながらオールをこぎ、旋回する時には1人が「右」「左」と指示を出していた。

諏訪署上諏訪駅前交番の江藤悠貴巡査長(27)は「大雨の予報が出ている時には最悪の事態を想定し、自分が休日の日でも関係なく救助の準備をしたい」と決意を述べた。

昨年度は台風19号による水害時に、長野中央や須坂、飯山、佐久の4署でゴムボートを使用。人命救助や物資の搬送に役立った。県警によると県内に配備されているゴムボートは22艇。未配備の署もあり、県警本部災害対策室の山口伸彦室長(49)は「水害に備えてゴムボートの配備を進めていきたい。訓練を受けた隊員には学んだことを各署に持ち帰って広めてほしい」と期待した。

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