高原で牛たち伸び伸び 入笠牧場で放牧始まる

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広大な牧場に放されるホルスタイン=伊那市高遠町郊外の入笠牧場

JA上伊那が管理する伊那市高遠町の入笠牧場で11日、南信地方の畜産農家から預かった牛の入牧が始まった。初日はトラックで運んだ和牛やホルスタイン31頭の健康をチェックした後、広々とした牧場に放した。今後さらに10頭ほどが追加され、標高約1600メートルの高原で10月中旬まで伸び伸びした生活を送る。

放牧は生後7~13カ月のメスが対象。中には種付けを済ました牛も含み、100ヘクタール以上の広大な牧場を歩き回ることで足腰を強化させ、安産や健康につなげるほか、牧草を食べさせることで飼料代を下げる狙いもある。

牛は体重を量り、背中に寄生虫予防薬を噴霧した。放牧後しばらくすると思い思いの場所に分かれ草をはんだ。JA上伊那営農経済部畜産課の堀内実課長(54)は「牛は畜舎でつないで飼うより自然の中にいる方がストレスが少ない。秋には元気な姿で飼い主にお返ししたい」と話した。

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