学習進度小中3割、高校4割 県教委調査

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校の臨時休校の影響で、県内の公立小中高校の5月末時点での学習進度が小中学校は計画の約3割、高校で約4割にとどまっていることが県教育委員会の調査で分かった。授業時間を確保して遅れを取り戻すために、ほぼ全ての学校で夏休みの短縮や、学校行事の中止など見直しを検討している。

調査対象は小学校357校、中学校188校、高校82校。当初の計画通り休校せずに学習が進んだ場合を100%とすると、学習進度の平均は小学校32.3%、中学校32.1%、高校42.7%だった。授業時間で換算すると、小中学校では平均116時間程度(約4週間)、高校は105時間程度(約3・5週間)の遅れという。

学習の進度は各校の事情に応じて差が大きく、20%以下とした学校は小中高合わせて182校、80%以上は28校あった。県教委によると、規模が小さい小中学校では感染対策を講じた上で授業を進めることができたり、高校では普通科でオンライン授業が進んだ一方で、工業や農業科などは実習ができなかったりしたことが要因という。

学習の遅れを取り戻すための対応として、夏休みの短縮や学校行事の中止・短縮の他に、放課後の補習や土曜日授業などが検討されている。

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