マイケル、虫を食べる 英国から昆虫食取材

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英国から長野県の昆虫食文化を取材=22日、伊那市上新田

英国から長野県の昆虫食文化を取材=22日、伊那市上新田

英国人フードジャーナリストのマイケル・ブースさん(44)が22日、伊那市上新田の珍味店、塚原信州珍味を訪れ、昆虫食を体験した。ベストセラーとなった「英国一家、日本を食べる」の続編の取材が目的で、イナゴや蜂の子、蚕のさなぎのつくだ煮などを味わった。

1月に長野県の食文化を取材したいという問い合わせが県観光部にあり、信州を広く発信できる好機として同市観光協会とも連携して受け入れることになった。日本には既に20回ほど訪れているというブースさん。「昆虫食は独特で興味があったが、1作目には長野県に来ることができなかった。食べてみたかった」と話した。

同店の塚原保治さん(71)から昆虫食について説明を受けた後、ゆでて下ごしらえをしたザザムシやイナゴを見たり、調理しているところを見学。つくだ煮を試食し「イナゴが一番おいしい」と笑顔を見せた。「長野県の昆虫食はとてもユニーク。世界中、どこの国でも同じような食べ物になる中で、独特の食文化は大事だと思う」と改めて感銘を受けていた。

取材を受けた塚原さんは「昆虫食を見直すことは自然、環境を大切にすることにもつながる。大事な食文化として多くの皆さんに認めてもらえればうれしい」と期待していた。

県内には25日まで滞在し、そばや馬肉なども取材する予定。著書は来年、刊行する計画という。

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