「窓辺作家」油彩画 小杉小二郎作品展

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「窓際のアルルカン」を解説する小杉さん

「窓際のアルルカン」を解説する小杉さん

諏訪市美術館で30日、詩情豊かな作品で知られる洋画家、小杉小二郎さん(72)=東京都=の企画展「小杉小二郎―窓辺物語」(長野日報社など後援)が始まった。窓辺をモチーフにした作品など近作の油彩画75点と、古い道具で制作したオブジェ8点の計83点を展示している。9月25日まで。

小杉さんは「窓辺作家」とも言われ、窓辺は最初期から一貫しているテーマという。今年制作した「窓辺のアルルカン」(100号)も展示。画面の中央に立つ色鮮やかな衣装を身に着けたアルルカン(道化役者)が一際目立ち、手前の暗い室内と窓の外に広がる明るい景色の対比が画面に奥行き感を持たせている。

日本の昔話「桃太郎」や「金太郎」、アンデルセン童話の「親指姫」と「裸の王様」をテーマにした小品の作品群も案内、それぞれ10点ずつ並べ物語を展開している。オブジェはフランスの、のみの市で入手したはさみなど古道具を組み合わせた作品だ。

オープニングセレモニーには約40人が参加、テープカットを行い、10年ぶりの小杉さんの個展開催を喜んだ。小杉さんは「絵描きは舞台がないと燃えない。2回目の舞台(この企画展)を提供してもらい、意欲的に描けた」と話した。

同館では期間中、小杉さんが作品解説するギャラリートーク(8月20日)や、同館学芸員の展示解説(同27日、9月17日)などの関連イベントも計画している。問い合わせは同館(電話0266・52・1217)へ。

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