諏訪市内にPCR検査場 今月下旬に開設

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諏訪市は15日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べる検査場「諏訪医療圏地域外来・検査センター」を、諏訪市内に今月下旬に開設すると発表した。諏訪6市町村が開設者となり、岡谷市医師会と諏訪市医師会、諏訪郡医師会に運営を委託する。ドライブスルー方式で1日当たり12人程度のPCR検査を実施する予定だ。

検査場については、県が県内10圏域に計20カ所程度設置する目標を掲げている。諏訪地域での開設は初めてで、6市町村と3医師会、諏訪保健所が協議して「諏訪圏域の中央に位置する諏訪市」を選んだ。具体的な設置場所は、直接の来場を避けるため「非公表」とした。

市の説明だと、同センターには医師1人、看護師または臨床検査技師2人、事務員2人の計5人が常駐。かかりつけ医や諏訪保健所から検査が必要と判断された諏訪地域の住民を「完全予約制」で受け入れ、医師による簡易診察と看護師や臨床検査技師による検体採取を行う。

当面は1日2時間、週2~3日開設し、1日当たり12検体の採取を目指す。検査機関に検体を送り、検査結果は翌日判明する予定。結果が陽性の場合は保健所を経由し、医療機関や宿泊施設で療養してもらうことになるという。

簡易診察は3医師会が輪番制で担当し、看護師と臨床検査技師は諏訪地域の6病院(岡谷市民病院、諏訪湖畔病院、諏訪共立病院、諏訪赤十字病院、諏訪中央病院、富士見高原病院)から派遣される。事務員は医師会で雇用する。

事業費は、検査場にコンテナハウスなどを設置する費用や会場の賃借料、医師会への委託料など4680万9000円。地元の諏訪市が県の代表受託者として今年度一般会計補正予算案に計上し、17日の市議会6月定例会に追加上程する。可決されれば本格的な開設準備に入る方針だ。

同センターの設置で、検体採取を担う県内指定病院の「帰国者・接触者外来」をはじめ、保健所や医療機関の負担軽減が期待されるという。6市町村では、県の目標や第2波、第3波の感染拡大を見据え、検査場の増設を検討している。

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