コロナ禍閉店の居酒屋が再出発 伊那

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再出発する居酒屋「信州うまいもん酒場」のスタッフとオーナーの八木さん(左)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉店した伊那市坂下の居酒屋「信州うまいもん酒場」が、事業承継により復活する。同市内で飲食店を運営する「はしば」が経営を引き継ぎ、店名もスタッフも変えずに再出発させる。2代目店は17日夕、およそ2カ月半ぶりにのれんを掲げる。

初代店は中野市のデザイン会社が運営していた。信州の酒と食事で客を集め、出張で伊那に宿泊する人たちの利用も多かったが、突然のコロナ禍で3月以降は客足が激減。4月からは休業を余儀なくされ、営業再開が見通せない中で、運営会社が事業継続を断念した。

「店をなんとか存続できないか」というスタッフらの思いを聞いた「はしば」代表の八木択真さん(41)が、経営を引き継ぐことを決意。初代店のオーナーや建物の所有者らの協力も取り付けて、2代目店としての再出発にこぎつけた。

一帯は飲食店が多い伊那市内でも、特に店が集中している地域。八木さんは「この店の明かりが消えてしまうことは周辺の雰囲気にも少なからず影響を与える。飲食店を運営する地元企業として、街の明かりと街のにぎわい、雇用を守っていこうと考えた」と話した。

2代目店では地元の食材を生かした料理と信州の地酒で来店客をもてなす。ジビエ料理のほか、ザザムシや蜂の子なども用意して、特産品を味わってもらう予定という。

営業は午後6~11時。日、月曜定休。問い合わせは同店(電話080・5827・1704)へ。

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