2020年6月19日付

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レジ袋が有料化になります-。最近コンビニやスーパーでよく見掛けるようになった告知。7月1日から全国で一律に、プラスチック製買物袋の有料化が始まることを知らせるものだ。削減効果は疑問だが、日常使うものだけにプラスチック製品について考えるきっかけになるのは間違いないだろう▼プラスチックは成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高い便利な素材で、あらゆる面でわたしたちの生活に貢献している。しかしその反面、資源制約や海洋プラスチックごみ、地球温暖化などの課題を抱えている▼経産省によると、日本に輸入された石油は工場や家庭などの熱源、自動車や飛行機などの動力源に、それぞれ4割、残りの2割が洗剤やプラスチックなどの化学製品の原料になる。LLサイズのレジ袋の使用量は年間約305億枚と推計され、原料となる原油は約42万キロリットル使われているという▼有料化といっても1枚たかだか数円。しかし買い物毎に使うと考えれば「されど数円」。ちりも積もればなんとやら。さらにレジ袋を使う人は「環境意識の低い人」とみられているようで使うのもやや気が引ける▼有料化は、レジ袋削減による直接的効果以上にプラスチックについて考え、生活スタイルを見直すきっかけとすることを目的としているのだという。わたしたちはプラスチックの過剰な使用を抑え、個々に賢く利用していく必要があるのだろう。

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