6業種11社キャリア教育 諏訪実高で初講座

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ライト光機製作所で作っているライフルスコープの説明を聞く諏訪実業高3年生

諏訪市労務対策協議会は18日、諏訪実業高校の3年生160人を対象に初の講座「キャリア教育」を行った。諏訪地域の製造や宿泊、卸売など6業種11企業の採用担当者や同校卒業生ら約20人が学校を訪問。企業ごと12教室に分かれ、十数人の生徒を前に自社の魅力や仕事にかける熱い思いなどを伝え、企業選びのアドバイスをした。

市労対協は諏訪公共職業安定所と協力し、同校に諏訪地域の企業の求人情報を提供している。同校によると、提供した際に学校側がキャリア教育の開催を要望。これを受けて、労対協側が地元で就職したいという気持ちを高めてもらおうと講座を開いた。

講座は1回45分で2回。生徒は希望する2グループを選んで回った。ライト光機製作所の会場では人事を担当する総務課の石井宏明課長(41)が会社の説明や企業選びについて講義。同社は職場の雰囲気が良く、長年勤める人が多いとアピールした。

今年4月に入社した同校卒業生の小野莉さん(19)=同市四賀=と森本流星さん(18)=岡谷市長地=が経験談を披露。小野さんは「失敗することもあったが先輩たちに支えられ、励まされて続けている」と現状を伝えた。森本さんは「分からないことを質問できる力を高校生の時に付けた方が良い」とアドバイスした。

生徒たちは真剣な表情で話しを聞き、積極的に質問していた。進路が決まっていないという高田大生さん(17)=諏訪市四賀=は「卒業生の話しを聞いて働くことを身近に感じた。職業選びの参考になった」と話した。

市労対協の溝口真史会長は「生徒が進路について真剣に考えているのが伝わって来た。今後も参加企業を増やしながら続けていきたい」と話した。

同校の卒業生の進路は、例年約半数が就職する。うち、9割ほどが諏訪地域の企業という。

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