2020年6月20日付

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もし宇宙人と遭遇したら、どう振る舞えばいいだろう。宇宙からの”信号”を受信した場合の国際的な取り決めはある。徹底的な調査で宇宙人がいる兆候(信号)をつかんだ。さあどうするか。「勝手に返事をしてはいけない」という▼宇宙関連の学者らでつくる国際宇宙航行アカデミーが1989年に採択した「地球外知的生命からの信号の発見に関する議定書」に、主に電波を使った地球外知的生命探査(SETI)に成功した場合の検証から公表までの手順、返信の制限などが定められている▼日本のSETI研究の第一人者で、東御市出身の鳴沢真也さん(兵庫県立大・天文科学専門員)の著書「宇宙人の探し方 地球外知的生命探査の科学とロマン」で知った。知的生命体は他にも存在するのか―。人類は古代ギリシャの時代から問い続けてきたという▼米国防総省が公開した映像をめぐり、UFO(未確認飛行物体)の存在が話題を集めた。「自衛隊が万が一、遭遇した時の手順を定めたい」。河野太郎防衛相の発言に注目した方もいるだろう。米海軍が撮影したとされる物体が何かは「不明」だと報道されている▼鳴沢さんによると、宇宙人に送るメッセージは「人類を代表するもの」になるという。高い知能と科学技術を有している宇宙人と交信ができるとしたら、ぜひとも聞いてみたい。「未知のウイルスにどう対抗したらいいでしょう」と。

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