書に願いと思い 諏訪3高校が合同書道展

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諏訪市内の諏訪清陵、諏訪二葉、諏訪実業の高校3校書道部の作品展が19日から、市駅前テラスすわっチャオで始まった。新型コロナウイルスと向き合う市民に向けたメッセージをテーマに、各校が1点ずつ制作した。

諏訪清陵高校の作品

諏訪清陵は縦約3メートル、横約4・5メートルの作品。白い紙に力強い楷書で「前進」、行書で「僕と君ならきっと越えて行ける明るい世界を目指し心を一つに踏み出そう」と書かれている。淡いオレンジやピンクなど4色の輪が明るいイメージを演出している。2年生7人が作成した。デザインを担当した岩﨑琴乃さん(16)=岡谷市田中町=は「前を向いて進んでほしいという願いを込めた。少しでも勇気づけられたら」と期待した。

諏訪二葉高校の作品

諏訪二葉は江戸時代に書かれた「南総里見八犬伝」をモチーフにした縦約2メートル、横約2・8メートルの作品。「仁、義、禮、智、信、忠、孝、悌」の8文字を円になるよう並べ、内側には同小説の原文の一文を入れた。3年生7人が文化祭を見据え、半年ほど前から取り組んできた。パフォーマンスリーダーの五味柚葉さん(17)=茅野市玉川=は「みんな同じ状況だから協力して乗り切ろうという思いを込めた」と話した。

諏訪実業高校の作品

諏訪実業は黒い紙に白い文字で書かれた縦約2メートル、横約5メートルの作品。歌詞から抜き出した「すぐに会えるよ泣かないでその日まで笑ってて」と、「好きだからこそ今ははなれよう」という自分たちの思いを組み合わせた。小さい子でも読みやすいよう文字を崩さないようにした。3年生2人が作成した。搬入を手伝った2年の若林歩弥さん(16)=辰野町宮所=は「歌詞やメッセージが利用者に伝わってほしい」と話した。

諏訪清陵高書道部の小木曽毅士顧問が作品を一般の人に広く見てもらおうと企画。他の2校にも声を掛け、3校が協力して開いた。小木曽顧問は「高校生が活動自粛の中でも一生懸命に発信している。作品から頑張りを感じてもらえれば」と期待した。

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