地ビール「伊勢滝の風」 原料の湧き水採水

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地ビール「伊勢滝の風」の仕込み水を採取する関係者ら

宮田村の酒販店でつくる村酒販店活性化委員会(細田健一会長)は20日、村内産地ビール「伊勢滝の風」の醸造に使う湧き水の採水作業を伊勢滝(標高約1900メートル、同村)の近くで行った。メンバーら15人が1000リットルの水をくみ上げ、製造を委託する南信州ビール駒ケ岳醸造所(同村新田)に搬入した。

今年で15年目の取り組み。採水した水で製造した「伊勢滝の風」は村内のみでの販売とあって、近年は発売後1カ月ほどで完売するという。今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴って多くのイベントが中止となったため需要が見込めず、採水量を昨年より500リットル減らした。330ミリリットル瓶換算の生産量も1000本減の2000本にする。

採水中は霧で覆われ、肌寒い中での作業。それでも参加者らは伊勢滝の手前約100メートル付近から湧き出る水をバケツでくみ、リレー方式で運び、トラックの荷台に積んだタンクを満杯にした。

8月に開催予定の村成人式の実行委員2人も参加。完成したビールを記念品として配るといい、小松木蓮さん(20)=同村町三区=は「頑張って採水したので、新成人の仲間にも喜んでもらいたい」と笑顔で話した。

同醸造所によると、伊勢滝の湧き水は軟水で、「口当たりが柔らかく飲みやすいビールができる」という。細田会長も「フルーティーさが売り。今年も出来栄えが楽しみ」と期待を寄せた。

23日から仕込みに入り、7月中旬以降、販売を行う予定。

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