高齢者へ飲食店特製弁当 茅野市玉川地区社協

LINEで送る
Pocket

「玉川きずな弁当」の宅配準備をするメンバー。地区内の1人暮らし高齢者と飲食店を喜ばせた

茅野市の玉川地区社会福祉協議会などは20日、「玉川きずな弁当」宅配事業として、地区内の75歳以上の1人暮らし高齢者約150人に、地元飲食店の特製弁当を届けた。新型コロナウイルスの影響で中止した複数の事業の予算を特製弁当の購入費に充て、高齢者と飲食店の双方に笑顔と元気を届ける事業に。民生児童委員が中心となり、玉川地区の9店が真心込めて作った弁当を宅配した。

玉川地区の民生児童委員協議会、ボランティアの会との3者共催。地区社協の清水重友会長によると、「お花見昼食会」などの恒例行事は中止せざるを得なかったが、役員で「いまできること」を話し合い、民生児童委員の1人が今回の事業を発案した。

9店舗は昼前に、それぞれ特製弁当をコミュニティセンターへ搬入。おかずたっぷり弁当、うなぎ弁当、つけ麺・ギョーザなど、各店の特色を生かした「きずな弁当」が並んだ。高齢者には事前に希望する弁当を聞き取り、主催者や店からのメッセージカードを添えて届けた。

地域のパン屋と和菓子店がコラボしたサンドイッチとあんころ餅、大福のセットメニューも。和菓子店「信州茅野萬年屋」(穴山)は、外出自粛や地区行事の中止、法事の規模縮小で売り上げが落ちていたといい、「店にとってもありがたい」と感謝した。

「こんな時だからこそ、絆を大切にしていきたい」と清水会長。天ぷらと煮物をメインとした東京そばやじまの弁当を受け取った神之原の伊藤暁子さん(79)は「埼玉にいる孫たちにも会えず、寂しい日々が続いていました。お弁当をいただいて、委員の皆さんと顔を合わせて元気が出ました」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP