高原にぎわう 県境移動自粛解除、初の週末

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緑が美しい白樺湖でガイドとともにカヌーを楽しむ地元の子たち=20日、茅野市北山

梅雨の晴れ間が広がった20日、諏訪、茅野、下諏訪の3市町にまたがる霧ケ峰や、茅野市と立科町境にある白樺湖では、高原散策やアウトドアレジャーを楽しむグループや親子連れの姿が見られた。都道府県境をまたぐ移動の自粛が19日に全面解除され、初めて迎えた週末。「先週末から人出が倍増した印象」との声も聞かれた。ただ、県内や隣県からの来訪が依然多く、近場へお出掛けする傾向は続いているようだ。

■県外客もじわり

「気持ちいいー」。白樺湖でカヌーのガイドツアーを行う「八ケ岳アドベンチャーツアーズ」。色とりどりの艇に乗り、パドルを操作した地元の小学生が歓声を上げた。

長野県など39県の緊急事態宣言解除後、新型コロナウイルス対策を徹底して営業を再開した。受付時は検温やマスク着用、手指消毒への協力を求めるが、「密にはなりにくい環境。水上に出たらマスクを外し、おいしい空気を吸ってもらいます」と福井五大代表。地元客中心だが、県外客もじわりと増え、自粛生活が続いた子どもを自然の中で遊ばせたいという声をよく聞くという。

■先週比で倍以上

霧ケ峰には他県のナンバーを付けた車も次々と訪れていた。県霧ケ峰自然保護センター(諏訪市)は「先週末に比べると、倍以上の人出と思う。子連れや散策者が増えた印象」。埼玉県から家族と訪れた40代女性は「自粛が終わったら一番に来ようと思っていたエリア。開放的で気持ちがいい」と笑顔を見せた。

霧ケ峰・富士見台(同)でドライブインを営む木川泉さん(67)も「きょうから人がよく来た」。消毒や換気、飛沫防止シート…。できる限りの対策を実施して来訪者を迎えている。「来てくださってありがたい。引き続き、やれるだけの感染予防対策をしていく」と気を引き締めた。

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