来月1日レジ袋有料化 上伊那のスーパー対応

LINEで送る
Pocket

25日からのレジ袋有料化を告げるポスター=伊那市日影のベルシャイン伊那店

小売店が買い物客に配布するプラスチック製レジ袋の有料化が、7月1日から全国で義務付けられる。国は、レジ袋の使用量を抑え、海洋汚染などの原因となるプラスチックごみの削減につなげたい考えだ。店側はどう対応しているのか。地域住民の生活と関わりが深いスーパーマーケットなどの動きを探った。

上伊那地方でスーパー「ベルシャイン」4店と生鮮食品など販売の「食彩館」8店を営業する「ニシザワ」(本社・伊那市)は、レジ袋の有料化を25日に前倒しする。同社は7月1日に実施のセールとかぶらせないことで「(価格面などで)お客さまに混乱がないよう配慮した」などと理由を説明する。食品レジでは、特大、大、中の3種類のレジ袋を1枚税抜き3円、料理の詰め合わせを入れる大型のレジ袋を税抜き5円にする予定だ。

コンビニ大手「セブン-イレブン・ジャパン」も7月1日からレジ袋を税抜き3~5円で提供することを決めた。9日以降、一部の食品容器の素材をプラスチックから紙に切り替えており、「脱プラスチック」の動きを強めている。

一方、慎重に状況を見極めている企業もある。駒ケ根市内に店舗を置くスーパーチェーン「ツルヤ」(本社・小諸市)は7月1日のレジ袋有料化を目前に控えているが、価格をまだ発表していない。競合他社の動向を踏まえて判断するとし、26日ごろまで検討を続ける考えだ。

すでにレジ袋を有料化している店にも話を聞いた。県内全域に食品スーパーを展開する「長野県A・コープ」のうち、伊那中央店(伊那市狐島)は2013年6月にレジ袋の無料配布を終えた。同店は「当時、『袋は付けて当たり前だろう』というお叱りもあったが、今は9割以上の方が袋を持参される」と、消費者の意識の変化を実感する。レジ袋有料化の義務付けで「買い物に袋を持参する意識がさらに高まるのでは」との見方を示す。

おすすめ情報

PAGE TOP