ログハウス周辺で自然体験を 住民団体が整備

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幅広い世代で協力してログハウスの手入れに励む会員たち

辰野町川島で、住民有志の地域づくり団体「ふるさと川島未来協議会」が、使われなくなった古いログハウスと周辺の自然を活用した子どもの遊び場づくりを進めている。一ノ瀬耕地から借り受けたログハウスを拠点に、川遊びや森林体験などを楽しめる環境を整備する企画。県移住モデル地区である川島のPRと合わせ、山村ならではの資源の魅力を発信していく。

ログハウスは平屋建て約46平方メートル。1991年に親睦施設として建築され、当初は住民が交流会などで集まったものの、人口減少の影響もあり20年近く使われていない状態だった。取り壊しも検討される中で、同協議会が活用希望の手を挙げ、固定資産税の負担を条件に借り受けた。

建物には傷みがなく、築30年とは思えない良好な状態。床をフローリングに直し、屋外に簡易トイレを設置する。周辺にはカジカやサワガニの生息する沢があり、夏の川遊びに最適。横川渓谷に育まれた森での木工体験も行う。町の今年度協働のまちづくり支援金を活用して取り組む。

今後は、子どもの居場所づくりを進める地元の放課後クラブ「木の子クラブ」へログハウスを開放するほか、一般希望者にも有料で貸し出す予定。周辺環境を子育て世代の移住促進のPR要素とし、川島小学校の児童数確保や存続にもつなげたい考えだ。

21日には、会員を中心に子どもから大人まで25人が参加して作業。ログハウス内部の片付けのほか、雑木の伐採や下草刈りに励んだ。最後に公募した建物の愛称を「森の音」と決めた。

同協議会の樋口博美代表は「自然を生かした遊び、学びを通じて子育て環境をPRしたい。住民で協力して管理と有効活用に取り組んでいく」としている。

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