出会い題材の油彩画 茅野市美術館で収蔵展

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地元ゆかりの洋画家の油彩画を展示している収蔵作品展「それぞれの出会い」

茅野市美術館は、地元ゆかりの洋画家8人の油彩画計26点を飾った2020年度第1期収蔵作品展を同館で開いている。「それぞれの出会い」をテーマに、独自の視点で描いた茅野の風景画や人物画などを展示している。

作者は篠原昭登さん=同市中大塩=のほか、いずれも故人の小堀四郎、田村一男、中尾彰、松樹路人、宮芳平、矢崎博信、矢崎牧廣。制作年代は昭和初期から平成までで、市内出身者だけでなく、教員生活を送ったり、友人の紹介で訪れたりと茅野や諏訪地域との「出会い」はさまざまだ。

戦後の疎開で訪れた蓼科の自然に魅せられた小堀の作品「蓼科(月明かり)」(1962年)は、月に照らされた「明」と暗部の対比が印象的。篠原さんが地元を題材にした「永明寺山五月」(95年)は当時の山麓の風景が描かれ、現在との比較が楽しめる。

同館は80年に市図書館と併設して開館して2005年に茅野市民館内に移転しており、今年で開館40周年を迎えた。市美術館は「作家がこの地域にどんな思いを持って描いていたのか想像しながら見てほしい」としている。

7月6日まで。当初会期は4月中旬からだったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて臨時休館したため6月初旬からに遅らせた。現在常設展示室の開館時間は短縮の午前10時~午後6時、火曜日休館。観覧無料。

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